この記事はこんな方におすすめです。
●新卒で入った会社をもう辞めたいけど、勢いで辞めるのが不安
●辞めるか、それとも今の会社に残るか、自分の判断に自信が持てない
●辞めたい理由がわからず、モヤモヤしている
●何のために今の会社で働いているのかが分からない
今の仕事の人間関係が悪い、でも今辞めたらその後のキャリアに傷がつくんじゃないか、
でも何となく今の職場が嫌なんだよなぁ…
とモヤモヤしつつ働いて気づいたらあっという間にズルズル1年。そんな状態になってませんか?
私も新卒で入った会社で、このままでよいのかとモヤモヤした思いを持ちながら、結局体調を崩し、1年で辞めた経験があります。
だから、あなたのそのモヤモヤした気持ち、とても分かります。。
そこで本記事では、新卒の方、今いる会社を辞めるか迷っている方向けに
失敗しない&後悔しない
やるべきワークをご紹介します。
私も会社を辞めるか迷ったときに、このワークをしたことで自分の決断に自信を持てるようになりました。
今は会社を辞めたことに関して、後悔していません。
この記事を読めば、漠然とした辞めたいという気持ちが整理されて、
会社を辞めるかそれともまだ残るかという冷静な判断ができるようになります!
結論から言うと、会社を辞めたいと思った時は
辞めたい理由を分析&自分の価値観の整理が最も重要!!
Contents
会社を辞めたいと思うのは全然悪くない
もしこの記事を読んでいる、責任感が強くて、真面目なあなたは
「会社を辞めたい、と思うのはよくないことなんじゃないか」
と思ってしまっていませんか?
安心してください。会社を辞めたいという気持ちは、実はごく普通の感情です。
転職求人情報サイト、typeの調査によると、
社会人になってから会社を辞めたいと思ったことはありますか?という質問に対し、
98.2%もの人が辞めたいと思ったことがある。
-type「会社辞めたい」と思った人の理由第1位は「人間関係」から引用
こんな結果が分かっているということです。
ほぼ100%ですよね、、
会社を辞めたいという感情は、人生のどこかしらで必ず起こりうるものなのかもしれません。
また、会社を辞めたいと思う理由を多い順に並べると、
1位 人間関係がうまくいかなかったー32.7%
2位 待遇が不満だったー19.0%
3位 突発的にショックなことがあったー13.1%
-type「会社辞めたい」と思った人の理由第1位は「人間関係」から引用
と人間関係が上位を占めています。
上司や先輩、同期とうまくいかず辞めてしまう人が多いようです。
学生時代は、気の合う仲間と好きなことをして充実していたのが、社会人になり付き合う人も一変!
上司と気が合わない、会社の上下関係が苦痛、、
私も急な人間関係の変化から、辞めたい、、と思う時がありました。。
とはいえ、会社を辞めたい、、
そんな感情が出てきたとき、どうすれば良いのでしょうか?
ここからは、新卒の会社を1年で辞めた私が実践した、5つのワークを紹介していきます。
対処法①なぜ辞めたいと思ったのか、考えられる理由を挙げられるだけ挙げてみる
ただ漠然と「辞めたい」と頭の中で思っているだけでは、何も変わりませんよね。
そんな時、まずは辞めたい理由を紙に書き出してみるのがおすすめです。
例として、私はこんな感じで書いていました。
●スピードが過度に求められる業務を苦痛に感じるから(仕事内容、適性)
●直属上司と相性が合わないから(人間関係)
●体力的にしんどい
●職場がピリピリしていて業務に集中できない(職場環境)
●働き方が合わない(不規則勤務、正社員)
ここで書き出してみると、
会社を辞めたい理由として
- 人間関係(上司、先輩、同期、取引先)
- 仕事内容(適性)
- 職場環境
- 待遇(給料、福利厚生)
- 働き方(正社員、派遣、アルバイト等)
大きく5つに分かれる事が分かります。
こんな感じで、まずは書き出してみて、
①~⑤のどれに当てはまるのか、分類してみましょう。
具体的に掘り下げて考えてみる
分類が終わったら、次に具体的に何がよくないと感じたか、書いてみましょう。
上記で挙げたことに対して、なぜ?と2、3回問いかけてみるのがおすすめです。
●スピードが過度に求められる業務を苦痛に感じるから→②
もともとじっくり物事を考える作業が得意だから
●直属上司と相性が合わないから→①
行動を常に否定された気分で、自己肯定感が低くなったから
●体力的にしんどい→②
ずっと立ちっぱなしで、マルチタスクで脳を酷使するから
●職場がピリピリしていて業務に集中できない→③
感受性が強く、相手のネガティブな表情を直に受けてしんどくなるから
●働き方が合わない(不規則勤務、正社員)→⑤
6連勤が無理、朝早く起きるのが苦手だから、プレッシャーに弱いから
ここで書き出してみると、
例えば「仕事内容が向いてないから辞めたい」という場合でも、
どんな仕事の何が向いてないと感じたのか、ほかの業務でも同様の出来事はあったか、
というところまで具体的に掘り下げて考えてみてください。
そうすることで、自分が何を苦痛としているのかが具体的に見えてくるはずです。
そして次の職場を選ぶ時には、
自分が苦痛に感じる仕事内容や環境はなるべく避けるようにしましょう。
対処法②挙げたものについて、今の職場またはほかの部署への異動で改善できるかどうかを考える
次に上記で挙げたものについて
今の職場、または仮にほかの部署への異動をしたとして、改善できることなのか、考えてみましょう。
先ほどの挙げたリストの横や下に書き加えるだけでOKです。
●仕事のスピードが命な職場、業務を苦痛に感じるから
⇒改善できる可能性あり
異動をして仕事内容が変われば、苦痛に感じなくなるかもしれない。
●直属上司と相性が合わないから(人間関係)
⇒改善できる可能性あり
異動をして人間関係が変われば、ストレスが減るかもしれない。また上司との相性が悪くても、ほかの同期や先輩と関わる時間を増やすことで、改善できるかもしれない。
●体力的にしんどい
⇒改善が難しい
このままでは体を壊す可能性がある。
●職場がピリピリしていて業務に集中できない
⇒改善できる可能性あり
異動して職場の雰囲気が変われば、また違うかもしれない
あるいは上司に相談
●働き方が合わない(不規則勤務、正社員)
⇒改善できる可能性あり
アルバイト、短時間勤務ができないか相談してみる
改善できそうか、できなさそうか書くのと同時に、その理由も書いてみましょう。
ここでポイントとなるのが、
改善できそうなものに関しては、できるだけ改善をしてみましょう。
そうでないと、次の職場でもまた同じことを繰り返し、辞めたい。。となってしまう可能性があるからです。
今の職場の人間関係が嫌でも、別の部署では働きやすいと思うかもしれません。
また、どの職場にも嫌な人は1人はいるだろうから、自分の味方になってくれる上司や同期、先輩を大切にしようと割り切ることも重要かもしれません。
(私はこれがなかなかできませんでしたが笑)
信頼できる上司や人事などに人間関係の相談、異動はできないか相談してみるのが良いでしょう。
できる限りの改善をしてみたけど、状況が変わる見込みのない場合は転職を検討したほうがよさそうですね。
ただここで、これは間違いなく辞めたほうが良いパターンを紹介します。
パワハラやセクハラがどこの部署でもある、どこの部署でも長時間労働という場合は会社自体に問題があり、自分の力だけで解決できるものではありません。このケースでは、退職をしたほうが良いと思います。
パワハラ上司やセクハラがひどい場合、最悪の場合だとうつ病にまで発展してしまう場合があります。
現に私の友人も会社のパワハラが酷く、うつ状態になってしまいました。
何より、自分の命が最優先です。
今は会社に出向かなくとも、退職手続きを全部やってくれる退職代行サービスがあります。
退職代行サービスに1本電話をするだけで、次の日から会社に行く必要がありません。
退職手続きも一切する必要がありません。
最近はブラック企業を辞めたいときに使う人も多いようですから、本当にピンチな時は、どんどん使いましょう。
私のおすすめは退職代行ガーディアンです。
労働組合法人が運営しているので、賃金や労働時間、配置転換に関わることまで
法律的に問題なく交渉してくれて安心のサービスです。
退職代行サービスガーディアンは、こちらから申し込めます。
対処法③理想の生き方を考える
今の会社で働き続ける、辞めるはいったん置いといて、
自分はいったいどんな風に生きたいのか
改めて考えなおしてみましょう。
世の中では、正社員サラリーマンが一般的という風潮がまだまだ根強いです。
しかし、正社員以外にも
フリーランスで働いている人、派遣社員×副業をしている人、
起業している人、色んな人がいます。
海外でパソコン1台でノマド生活している人もいますし、山奥で働かずにのんびりしている人もいます。
1つの会社で働いていると、どうしても視野が狭くなり、
いろんな生き方ができるという見方を見失いがちです。
この記事を読んでいるあなたが今20代なら、
ぜひサラリーマンだけではない働き方も知っておくとよいです。
私も社会人になってから、Twitterや
社会人のOBOG訪問サービス、キャリーナ(旧クリード)
を通して、様々なキャリアを積んでいる人の話を聞いてきました。
ではフリーランスや社長さん、転職経験が豊富な方などから話を聞くこともでき、今まで見ていた世界がグッと広がりました。
無料でお話を聞ける方もいるので
ぜひ一度登録してみると、視野が広がります!!
こちらもまずは、理想で全然大丈夫なので、
こんな感じで紙に整理してまとめておきましょう!!
●年に数回旅行に行ける生活
●いつでも仕事を辞めて、また再開できる状態
●ワーケーションがしたい
そのためにどんな仕事、働き方が良いか考える
上記で挙げた、理想の生活に対して、どんな仕事や働き方があるか、
考えてみましょう。
理想の生活がゴールだとすれば、これは手段になります。
これも、上記で挙げたものに書き加えてみましょう。
●年に数回旅行に行ける生活
→土日休みがいい、有休がちゃんと取れる
●いつでも仕事を辞めて、また再開できる状態
→実力とスキルをつけておく、個人で稼げる力
●ワーケーションがしたい
→リモートワークできる職種、web関連職種
このように具体的に書いておくことで、
将来どんな仕事に就くべきか、どの仕事をするか、はっきりしてきますよ!!
対処法④自分が働く上での譲れないポイントを3つほど挙げる
辞めたい理由を挙げるのも大事ですが、
この部分が一番重要なポイントです。
この譲れないポイントというのは、これから働く上での価値観、軸となります。
ここがはっきりしてくることで、本当に辞めるか辞めないかの決断ができてきます。
例えば、私の場合は
①自分の身体に合った働き方(リモートワークや週に働ける日や時間を自分で選べること)
②適性に合った仕事内容で強みを活かせる職種
③どちらかというと自分のペースで働けること(過度にスピードを求められないこと)
この3つが特に重要な価値観だとわかりました。
まずは、こんな理想さすがにないよな、
というくらいでも良いので、理想の条件をすべて書き出してみてください。
それから最も重視する3つに絞っていきましょう。
3つのポイントは重視する順番にランク付けしておくとよいですよ。
譲れないポイントが、今の会社で3年後も実現できるか判断する
書き出した譲れないポイントの中で、まずは1番重視するポイントが今の職場や仕事で実現できそうでしょうか?
また、今は実現できないかもしれないけど、3年後その場所で実現できそうでしょうか?
そんな遠い将来のことなんて分からないよという方もいらっしゃるかと思いますので、
その場合は、働いている先輩や上司の仕事内容を観察してみてください。
上司、先輩の姿が3年後のあなたの姿だと思って。
上司、先輩のように私もなりたい!
そう思いますでしょうか?
そこにあなたの思い描く働き方の未来はありますでしょうか?
あるならば、今の職場で働き続けて大丈夫だと思えますし、
逆に未来はないなと感じるならば、理想の未来へ近づけるための何かしらの行動を起こしていく必要があります。
それは転職かもしれないし、副業、パラレルキャリアかもしれません。起業することだってあり得るはず。
対処法⑤最低3か月分の生活費を用意しておく
身体を壊しそうだから今すぐ辞めたい、、
でも貯金が少なくて心配、、
そんな不安から中々会社を辞められない人もいると思います。
万が一の時に備えて生活費を貯金しておくことも大事です。
辞めてから転職活動することも考えると、
目安は最低3か月分
私はそれでも不安だったので、1年分ぐらい貯めて辞めました。
貯金があれば、焦らず次に向けて動き出せるので、万が一会社を辞めることになっても安心です。
マインドマップでわかりやすく解説してみると、こんな感じ

今までお伝えしてきたことをチャート形式で見れるようにしました!
ぜひ画像保存してみてください!!
判断に迷った時のために、簡単にまとめると、
- 身体を壊しそうな場合は、休職or退職
- パワハラやセクハラなど、会社に問題がある場合も退職を検討
- それ以外については、どこが不満なのか分析
- 自分で改善できる部分があるのなら改善
- 改善できない部分については上司などに相談
- 自分の理想の生活や価値観を改めて整理
- 最低3か月分の生活費を貯めておく
以上が大切なポイントだと思っております。
まとめ
今回は、今の会社を辞めるかどうか迷っている人に向けておすすめのワークの解説をしました。
自分の働く上で大切にしたいことは何なのか、軸を決めてそれから辞める、辞めないの決断をしても遅くありません。
勢いで辞めて、あとから「やっぱり辞めなかったほうが良かったかも…」となるより、辞めるならスッキリ辞めたいですよね。
後悔することのないよう、ぜひ今回紹介したワークをもとに、働き方の軸を決めていきましょう!!
社会人のOBOG訪問ならキャリーナがおすすめ!
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