疲れない働き方

【新卒必見】うつかもしれないと思った時に取るべき行動

この記事はこんな方におすすめです。

●新卒で働いているけれど、最近「会社を辞めたい」という言葉しか出てこない

●会社に行こうとすると涙が止まらない

●最近会社で過呼吸を起こしたことがある

新入社員として、多くの仕事を任されて毎日大忙し。

学生から社会人という大きな環境の変化が伴うと、誰しも何らかのストレスはあるはずです。

上司の顔色を伺いながら、どうにか仕事や人間関係の変化に適応しようとするけれど、頑張りすぎた結果、突然体が動かなくなる。

こんな状態になっていたら、危険です。

私も、ホテルマンとして入社しましたが、ピリピリした緊張感のある環境、仕事のスピードについていくことができず、職場で5、6回ほど過呼吸を起こしたことがあります。

そこで本記事では、「私うつかもしれない」と思った時に取るべき行動をお伝えしていきます。

 

 

新卒でうつは甘えではない!!

まずこれだけは言わせてください!!

新卒でうつになることは決して甘えではありません!!

理由は2つあります。

まず一つ目は、学生時代から大きく環境が変化するから。

学生時代は、関わりたい人気の合う人とだけ関わって、授業を受けに行くのも自分の判断でできますよね。また、学生は時間的な自由も社会人に比べると多いです。

しかし、社会人になると、

  • 人間関係の上下関係が発生する
  • サービスを提供する側に回り、責任が大きくなる
  • 正社員の場合、週5日×8時間拘束され、時間的な自由が学生ほどはない

といったことが発生してきます。

 

人間関係や時間、場所のこれだけ大きな変化があれば、もともとうまく適応できる人、ゆっくり自分のペースで適応していく人、様々な人がいて当然なんです。

メンタルクリニックに行ったときに、お医者さんから言われたのは、

「適応障害になる人は、むしろ頑張り屋さんなんだよ」

ということでした。

 

うつや適応障害の症状、危険サイン

よくあるのが、うつや適応障害の症状が出ているのにも関わらず、

まだまだ頑張れる!!と自分を奮い立たせ無理して出勤をした結果、症状がひどくなってしまうパターン。

私もそうだったのですが、頑張り屋さんの人ほど

危険なサインに気づかずに頑張り続けてしまっているケースが多いです。

私の周りでも、放置して症状が悪化してしまっている人がいました。。

 

覚えていてほしいのは、うつ状態の時、人の判断力は恐ろしく鈍り、正常な判断ができなくなってしまいます。

以下にこれは危険だよというサインを書きました。

●「会社辞めたい」と常に言っている

●涙が止まらなくなる

●会社に行こうとしたとき、または仕事中に過呼吸を起こすようになる

●LINEやメールの返信が億劫になる

●顔色が悪いと言われる

●朝、起き上がろうとしても体が思うように動かない

●動悸が止まらない、眠れない

●駅のホームに飛び込んだら楽になるかもと思うようになる

ちなみに私は、

涙が止まらなくなる、仕事中に過呼吸を起こす、起き上がれない、動悸が止まらない

といった症状が出ました。

 

病院に行く基準

私の場合は、仕事中に過呼吸を起こした時点で

「これはなんだかいつもと違う」

といった違和感に気づき、すぐ翌日に会社を休み病院に行くことができました。

このまま何週間も放置していたらおそらく適応障害、軽いうつでは済まなかったんだろうなと思うと、早めに病院に行っといて良かったと思っています。

とはいえ、

「病院に行ってうつ病って診断されたら仕事どうなっちゃうんだろう。。」

「病院に行くのは甘え、負けなんじゃないか」

という気持ち、すごくわかります、、

私も「ここでうつになったらこの先どうすればいいんだろう?」

という気持ちで頭がいっぱいでした。

 

私個人の意見にはなりますが、上記の危険サインのうち、

「いつもと違う状態が1週間でも続いたら病院に行った方が良い」

と思っています。

特に、「駅のホームに飛び込んだら楽になるかもと思うようになる」

ここまでいってしまうと、すでに症状が悪化している可能性が高いです。

病院に行くことは、自分の命を守ることです。

少しでも危険なサインが出ていると思ったら、すぐに病院に行くことをおすすめします。

 

 

4.いきなり辞めず休職をする

もし、うつ病や適応障害と診断されて、会社を休まざるを得ない場合、

いきなり退職をするのではなく、まずは

休職という選択を取りましょう。

というのも、体調が改善しないうちに会社を辞めてしまうのは

金銭的にリスクがあるからです。

 

会社を辞めると、次の会社が見つかっていない場合、収入を得られなくなります。

療養している間も社会保険料は払わなければならず、どんどん貯金が減っていく、

という事態になりかねません。

休職をすることになった場合、給料は出ませんがその代わり健康保険組合の方から

傷病手当金

というものを受け取ることができます。

この傷病手当金はざっくりひと月の給料の約3分の2が支払われるので、

無収入の状態を避けることができます。

そして傷病手当金は最大1年半受け取ることができます。

これなら療養しつつ、ゆっくり将来のことも考えられそうですね。

 

 

会社の就業規則によりますが、3か月~長いと1年ほど休職できる場合がありますので、

どのくらいの期間休職できるのか、休職制度はあるのか会社に聞いてみましょう。

また、病院に行って医師からの診断書をもらい、それを提出することで、すぐに休職することができます。(医師の診断書というのは相当な効力があるからです。)

 

まとめ

今回は、会社員、新卒の方向けに、うつかもしれないと思った時に取るべき行動をお伝えしました。

私もそうですが、限界まで頑張ってしまう人ほど

自分の命を守るために早めに病院に行く

ことを大事にしてほしいと思います。

 

 

 

 

 

元ホテルマン、ブロガー
kanako
新卒でホテル勤務。入社8か月目で適応障害と診断され、休職。1年で退職。適応障害の経験をもとに、自然体で生きるヒントや強みを活かすキャリア形成について発信をしています。
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